Q&AFAQ

  • ポンプはどれくらいの温度まで送液できるのですか?

    -10~100ºCまでとなります。80℃以上の液体輸送の場合は、ポンプ内に液体が入ったら一旦ポンプを停止させ、ポンプ本体を総体的に膨張させてから使用してください。
    膨張不十分の場合は焼付等の事故につながります。

  • どれくらいの距離を送ることができるのですか?

    流量、粘度、配管径・距離(高さ)等のさまざまな条件で送液可能な距離が変わりますので、各ポンプの耐圧(MPa)を超えない範囲での液移送が基本です。
    ※各ポンプの耐圧の詳細は製品情報のページをご参照ください。

  • ポンプの吸入と吐出の方向を逆にしてもよいのですか?

    吸入と吐出の方向(回転方向)をお客様の使用条件に合わせて決定しています。
    構造的には正逆回転いずれにも使用可能ですが、回転方向により上下ローターのタイミングの取り方がわずかに異なっておりますので、逆回転で使用しないでください。
    但し、弊社にて再調整を行うことにより逆回転で使用できます。

  • ポンプの日常点検は必要ですか?

    ギヤケース部オイル量、液漏れの有無、異音・振動の有無等ご確認ください。詳しくは取扱説明書をご参照ください。

  • ポンプは日常的に洗浄が必要ですか?

    定期的な分解洗浄を推奨しています。分解洗浄の方法は取扱説明書をご参照ください。
    特に、放置すると固まりやすい粘着液等は軸封部に固まりシール部の破損や不具合の原因となりますので分解洗浄が必要です。

  • ポンプに液を通さずに運転(空転)しても大丈夫ですか?

    空転はメカニカルシール摺動面の過熱を起こし、寿命を縮めますのでなるべく避けてください。

  • 異音がする、ポンプが回らない等の症状が出たので確認したところ、ローターやポンプ本体・蓋にキズがついていたのですが、原因は何ですか。

    圧力上昇(異常圧)、異物の混入、組付不良、急激な温度変化による膨張等による原因が考えられます。

  • ポンプ内部にキズがついてしまった場合、どのように対応すればよいのですか。

    弊社の工場にて修理対応させて頂くか、貴社にてキズ取り作業を行なってください。  キズ取り作業の方法については、弊社までお問い合わせ下さい。

  • 固体(スラリー)などがある液でも移送可能ですか?

    やわらかいスラリー液の輸送なら心配ありませんが、スラリーの量・大きさ・硬さによっては、接液部の磨耗、ポンプロックの原因となります。

  • 固形物のみや粉体のみを送ることはできますか?

    できません。弊社ポンプは液体が対象となります。

  • バタバタという異音とともに、ポンプが振動してしまいます。

    キャビテーションという現象が発生している可能性があります。ポンプ内に液が入りにくい状態が原因で発生することが多く、その場合には下記対策が有効と考えられます。
    ①温度が高い場合、温度を下げる。
    ②吸入距離を短くする。
    ③吸入側配管の径を太くする。
    ④吸入側液面を高くする。
    ⑤流量を減らす(回転を下げる)。
    ⑥粘度を下げる。以上のようなことを行ってください。

  • 吐出側にバルブをつけたりストレーナーをつけたりしても大丈夫ですか?

    問題ありません。ただし、バルブの締切、ストレーナー(種類、メッシュサイズ)によっては、異常に圧力が上昇し、ポンプ・モーターの故障、配管の破損等の恐れがあります。

  • 流量の調整を行いたい場合どうすればよいでしょうか?

    インバーターや変速機などを介し回転数を変えることで流量調整を行ってください。

  • ポンプを運転するとキュルキュルという大きな音がします。原因は何ですか?

    “メカ鳴き”といわれる現象の可能性があります。さまざまな要因が考えられますので弊社までお問合せください。

  • ドラム缶、容器等から液を吸い上げることは可能ですか?

    可能ですが、構造上自吸能力(吸い上げ)には限界があります。呼び水、吸入側配管・ホースを変更(太く、短くする)等の工夫により、吸い上げにてご使用頂いている例もあります。
    使用条件によっては吸い上げ不可となる場合もあります。

  • ローターの上下を入れ替えても大丈夫ですか?

    上下でそれぞれのクリアランス調整をしておりますので上下逆での使用は避けてください。上下がわからない場合はシャフトに刻印されている数字とローターに刻印されている数字が同じになるように取付けしてください。

  • ポンプの型式が同じであればローターを入れ替えても大丈夫ですか?

    1台ごとに現物あわせでクリアランス調整をしておりますので別のポンプのローターと入れ替えての使用は避けてください。

  • ポンプのNPSHはいくつですか?

    清水(20ºC)時でNPSHreq 2mとなります。

  • ポンプには標準仕様というものはありますか?

    ありません。お客様の使用条件によってさまざまな仕様がございます。

  • 充填機はどのような液を充填できますか?

    基本的には粘度のある液で、流動性のあるものが前提となります。水のような低粘度液の場合は、充填量にバラつきがでます。

  • 充填機はどれくらいの充填量が出せますか?

    最大99999.9mLです(NFE1000、NFE2000共通)。それ以下であれば任意で充填量の変更が可能です。

  • 充填機はカタログに載っている形のみなのですか?

    お客様の要望にあわせて、ホッパーやスタンド、ノズル種類等が変更できます。

  • 充填機は耐圧防爆仕様にできますか?

    申し訳ございません。対応不可です。

  • 充填機ではどういった運転ができますか?

    手動、連動、寸動、リピート運転等あらゆる運転サイクルに対応が可能です。

  • ポンプの見積依頼はどうすればよいのですか?

    電話又はメールにてお問合せください。ご新規の場合は使用条件をもとに御見積いたします。弊社既設品更新等の場合は型式・製造番号(ポンプ側面の銘板に刻印)を教えていただければ、同仕様での御見積が可能です。また、他社製品更新等の場合でも型式等教えていただければ、相当品での御見積が可能です。

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